ぶ~ぶ~生活:養豚場を作るサイエンティストの伝説

沖縄の農業の現状2008

  • カテゴリー: 総合
  • 投稿日時:2010/01/26 22:35

 


2008年県内農業産出額減920億円(前年比1%減)


1月22日の沖縄タイムスより。


 


減少は4年ぶり。


サトウキビ 197億円、9%UP(前年比)


肉用牛 141億円、13%DOWN(前年比)


豚 113億円、2%UP(前年比)


 


UP


鶏卵(47億円)、葉タバコ(41億円)、パイナップル(18億円)


DOWN


キク(90億円)、生乳(35億円)、マンゴー(21億円)、ニガウリ(20億円)


 


耕種部門61% VS 畜産39%


 


全国は前年比2%UP。全国に対する沖縄の産出はわずか1%です。


 


これらの結果の最も影響を与えたのが、肉用牛の肥育用子牛の価格の低迷ということです。


沖縄では、子牛の生産が盛んです。生まれた子牛の約8割が県外の農家へと売られます。


それは、子牛を育てるのにはちょうどよい気温なのですが、そこから大きくしていくのには、気


温が高すぎるのです。


 


沖輪の気温の高さ→これは畜産にとってはやっかい部分なのですね。


 


↓↓先日、キク畑の横を通りました。電球をみてすぐに分かりました。



 


 


教育、文化、一次産業。新しい農業文化の創造を目指します!


 


泡盛の現状

  • カテゴリー: 総合
  • 投稿日時:2010/01/24 06:48


先日、沖縄県の泡盛に携わる方にお話をする機会がありました。


 


沖縄県の特産品の一つである泡盛。泡盛は以下の工程で作られます。


洗米浸漬(しんせき)蒸し→・種付け【黒麹菌を散布】→製麹仕込みモロミの醗酵【アルコール発酵】蒸留貯蔵充填


このモロミが発酵した後の粕のことを、沖縄では『かしじぇー』と呼ばれています。このかしじぇーが問題なのです。


 


昔はその大部分が豚のえさとして利用されてきました。かしじぇーは、タンパク質が48.5%と良質な資料であり、昔から豚に与えると肉質が良くなり、はやり病にかからないと言われてきたそうです。しかし、養豚業の衰退と泡盛の生産量のバランスがとれなくなり、かしじぇーが余る一方で処分に困っているという現状があります。


 


現在は、生産される約7割が畑に肥料として処分されるそうです。それも特別に認可をうけ、行っているとのことです。


 


養豚業から見てのかしじぇーの最大の問題点は、水分が93%と多いことです。


 


水分が多いと、腐敗が早く、運搬が困難です。また、水分が多い飼料を与えると、豚の尿量が増え、豚舎を汚してしまい、汚水の増加と臭いの問題があります。一方で、水分が多い状態で餌をやることが出来る【リキッドフィーディング】という新しい技術もありますが、導入に何千万という設備投資が必要で、沖縄県にはそれだけの体力を持った養豚業者はなかなかいません


 


琉球大学では、牛において混合飼料の数%をかしじぇーで代替できるという報告があります。石川酒造場ではかしじぇーに注目してもろみ酢を生産されています。また、かしじぇーを乾燥させてペレット化する取り組みもされていました。






 


 


 


 


 


 


 


 


 


泡盛かすも利用法を考えれば、貴重な飼料原料の一つです。今後検討を進めていきます。


 


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サトウキビの現状

  • カテゴリー: 総合
  • 投稿日時:2010/01/17 23:08

先週の金曜日は糸満市に行ってきました。
糸満市は沖縄戦の激戦地であったこともあり、開発が進んでいるわけではなく、農業が基幹産業のひとつで、サトウキビ畑が広がる地域です。



 


現在、沖縄はサトウキビ収穫の真っただ中です。多くの畑では収穫されたサトウキビが積み上げられており、国道では、サトウキビを積んだトラックとも何度もすれ違いました。トラックには山もり積み上げられているので、数百メートルごとに落ちたサトウキビが・・・。


 



 


農家にとって、サトウキビは決して収入がよい農産物ではありません。
(数字は1トン当たりの計算です。2009年12月30日沖縄タイムス発表)
□収入 21385円(糖度12.7度の平均収入5065円+政府からの経営安定交付金16320円)
□生産費 24849円
以上より、平均的な農家だと、3464円の赤字になるのです。
これでは農家は転作をするのも無理はありません。

対策としては、糖度の高くなるような栽培方法や品種改良、機械化による生産コストの削減がなされているようです。また、新しい取り組みとして、宮古島、伊江島ではバイオエタノールの生産が始まっています。

この問題はコメの問題と同じような印象を受けるのは私だけでしょうか。昔から当たり前のように地域に根差した農産物でも、現在は、消費の低迷や国際競争で減産していく一方です。でも、コメもサトウキビも日本人、沖縄の人にとっては、農産物の一つではなく、文化の一つでもあると思います。今の状況を変えるのは、若い私たちの仕事であると痛感しました。

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イベントのお知らせ

  • カテゴリー: 総合
  • 投稿日時:2010/01/14 18:18

夢見る遺伝学 遺伝学研究所60周年シンポジウム



国立遺伝学研究所で高校生向けのフォーラムが開催されます。


五条堀所長・和田先生・scienceの編集長Barbara氏など世界を代表する人たちが語ります。
すばらしいチャンスですので、是非高校生・先生方に参加いただきたいです。


 


農業にとっても遺伝学は昔から品種改良に使われてきた手法のひとつです。


めったに会えない世界を代表する研究者と会えるチャンスです。


ぜひどうぞ!


 


 


日程
2010年1月30日(土)
時間
14:00~17:30 (開場13:30)
場所
学術総合センター一橋記念講堂
(東京メトロ東西線「竹橋駅」より徒歩4分)
対象
高校生・大学生および一般
費用
無料

プログラム


開会


14:00~14:10
開会挨拶
国立遺伝学研究所 所長 小原雄治氏

シンポジウム


14:15~14:45
基調講演1 「進化する生命」
-時を経て変化し続ける「生命」と物質について-
理化学研究所ゲノム科学総合研究センター 初代センター長 和田昭允氏
14:50~15:20
基調講演2 「価値ある研究とはどのようなものか」(仮)
molecular biology and virology Science/AAAS Dr. Barbara R. Jasny 氏

研究発表と討論


15:40~15:55
研究発表1
公文国際学園高等部
16:00~16:15
研究発表2
iGEM:生物ロボットコンテスト 東大チーム
16:20~16:50
討論
登壇:和田昭允氏・五條堀孝氏・高校生(数名)

総括


16:55~17:25
総括    「基礎研究の魅力と未来」
国立遺伝学研究所 副所長 五條堀孝氏

閉会


17:25~17:30
閉会挨拶

※ プログラムは予告なく変更になる場合がございます。


https://www.leaveanest.com/nig-60th/



寒いです。

  • カテゴリー: 総合
  • 投稿日時:2010/01/13 23:36

みなさん。今日は沖縄も寒かった~。


最高気温が14度、最低気温が11度。北風が強く、体感気温は10度以下だったような気がします。


本土では福岡でも雪が降ったみたいですね!


 




ちょうど一年前の私はもっと寒いところにいました。雪かきが日課だったようなところです。


そんな寒いところで、よく豚が凍え死にませんね。と言われていました。


豚は基本的に腹さえ冷やさなければ大丈夫なのです。北海道の雪原でも豚を飼っている方もいるくらい


ですので。。


 


でも、生まれて間もない時は温度が生死をわけることもあります。


新生子豚の体脂肪は、人が16%に対して、わずか1%しかありません。生まれて直後は39度の体温が1分以内には3~7度低下すると言われています。子ブタが生まれてすぐにお乳を飲むことは、抗体の移行はもちろん、お乳に含まれる糖を補給して体温を上げること、そして母豚の体温で暖をとる意味もあります。


 


養豚場の母豚の分娩部屋には、必ずガスヒーターや保温マットを設置します。子ブタにはそこで寝てもらうようにあれこれするのです。下のように寝てくれれば成功です。


 



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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