ぶ~ぶ~生活:養豚場を作るサイエンティストの伝説
Be AGRIぶ~ぶ~生活:養豚場を作るサイエンティストの伝説
口蹄疫問題②宮崎県の種牛が危ない。
- カテゴリー: 総合
- 投稿日時:2010/05/22 15:58
今日、ついに宮崎で種牛に感染が確認されました。
現在まで約30万頭の豚や牛が処分されてきましたが、今回の事態は、今後のことに影響
力が大きいので心配です。
肉牛の場合、多くは、オスとメスを直接かけ合わせるのではなく、精液を買ってきて、人工
受精を行います。その精液は、子牛の成長や肉質などの項目を検定し、選抜されたオス(種
牛)から採取したものです。つまり、日本には同じ父をもつ子牛が各地で育てられているとい
うことになります。
問題は、その検定にかかる【時間】 です。これが豚と牛の大きな違いです。
豚の場合は、精液がとれる性成熟は、生後7~8ヶ月。肉になるのが、生後6カ月。
牛の場合は、性成熟が生後12ヶ月。肉なるのが、生後約2年。
精液の検定、肉質の検定だけでも、膨大な時間が必要です。
現在の宮崎県の種牛は40年かけて構築されてきたものだと言うことです。今後も7年ほどは
かかってしまうということ。
先代の方々から受け継いできたものを失うのは大変なことだと思います。
しかし、これからは遺伝子を使った鑑定などを応用することが可能なはず。
今の時代にある最先端科学を使った宮崎県種牛の復活が課題です。
口蹄疫対策
- カテゴリー: 総合
- 投稿日時:2010/05/21 07:36
おはようございます。
本日から、那覇空港、那覇港では靴底の消毒が始まります。
観光客が多い沖縄にとっては、一番最初にするべきことがと
思っていたのですが、ようやく決まったようです。みなさまのご
協力をお願いします。
以下、県内でも対策が発表されています。(本日、新聞より)
豊見城市
子牛一頭当たり飼料40キロを無料配布
与那原町
子牛一頭当たり飼料40キロを無料配布
豚・ヤギ農家には消毒用の消石灰20キロを無料配布
うるま市
子牛一頭当たり飼料40キロを無料配布
豚・ヤギ農家には消毒用の消石灰20キロを無料配布
一方、宮崎では、感染封じ込めのためのワクチン接種が遅
れているようです。そのため、農家からは不満の声があがって
いるそう。
ウイルスが全国に広がっていくのが一番の懸案。
一日も早く対策をとることが重要だと思います。
口蹄疫問題
- カテゴリー: 総合
- 投稿日時:2010/05/20 07:24
おはようございます。
口蹄疫問題、深刻な状態になっていますね。
本日の新聞では、処分の頭数は32万3000頭にのぼるとのこと。
宮崎県ではこれを機に養豚業を辞めていく人が増えていくのだろうかと思います。
口蹄疫のような重大な病気が発生した際、注目されるのが農場の防疫体制。消毒や病畜の隔離など、農業の普段からの姿勢が問われます。
その姿勢のレベルは、飼育している豚の頭数に比例して厳しくなるような気がします。
私が以前所属していた農場(3000頭飼育)では、消毒槽、専用長靴、つなぎの着用など、厳しいものがありました。このことが、養豚業者同士の交流にマイナスに働くこともあり、頻繁に他の農場を見学したりということはありませんでした。
沖縄にきて思ったのは、このような防疫体制が整っている農場が少ないということ。
沖縄に口蹄疫が入ってきたら、一気に広まるような気がします。
県としても最大限の対策をとると共に、農家への防疫等の徹底を普及していくことも重要だと思います。
http://mainichi.jp/life/today/news/20100520k0000m040061000c.html
おいしい脂をつくるには?
- カテゴリー: 総合
- 投稿日時:2010/04/29 12:53
前回に引き続き、脂のお話。
豚の脂は大きく分けて二つの組成があります。
1、不飽和脂肪酸
多価不飽和脂肪酸・・リノール酸など
一価不飽和脂肪酸・・オレイン酸など
多価不飽和脂肪酸には、中性脂肪を低下させ、血液をサラサラにする働きや、一価不飽和脂肪酸は、悪玉コレステロールを低下させる作用があります。
2、飽和脂肪酸・・ステアリン酸、パルミチン酸など
とり過ぎると体内でコレステロールが合成されやすくなります。
一般的に不飽和脂肪酸が多く、飽和脂肪酸が少ない場合は、脂肪の融点が低く、みなさんの口の中に
入れると、体温で脂が溶け出し、まろやかな口どけ、脂のコクが楽しむことができます。
では、どうやれば、美味しい豚肉ができるのか?
正常な肉の割合は、不飽和脂肪酸:飽和脂肪酸=58.6%:41.4%
不飽和脂肪酸が多くなってしまうと、軟脂豚と呼ばれる豚ができてしまい、売り物になりません。
高カロリーな飼料のやりすぎや過密な飼育環境のストレスが原因になることが報告されています。
とうもろこし主体の高カロリーな飼料と麦主体のでんぷん質の多い飼料では、脂肪の層によっては、約4℃~6℃の融点の違いが出るという報告があります。つまり、とうろもこしは柔らかい脂、麦は堅い脂を
作ります。
このように、飼料の栄養バランスを設計して、おいしい脂をつくることを生産者は考えています。
スーパーに行ったら、豚が食べているものを想像してみてください。トウモロコシ(高カロリーの餌)が多いのかな?麦やでんぷん質が多いのかな?などなど。
お肉の楽しみ方
- カテゴリー: 総合
- 投稿日時:2010/04/27 06:52
先週、一日おきにゆいまーる牧場の石垣島アグーを焼肉としゃぶしゃぶで食べることがありました。
石垣島アグーの特徴は、やわらかい肉質と少し多めの甘い脂です。
焼肉
脂の甘さが引き立つ。余分な脂が網で焼くことで落ちて、ちょうど良い感じ。
しゃぶしゃぶ
脂の多さが気になる。肉の獣臭さは少ないので、全体的には甘さというよりは、柔らかさを楽しむ感じ。あまり多くを食べようとは思わなかった。
アグーはもともと脂が多い豚なので、その脂が美味しくないと意味がない。そういう意味では、焼いてたべることに向いている豚なのだろうか。
焼肉としゃぶしゃぶ。楽しみ方は二つあっても、食べている豚肉は同じ。
使う部位や肉の切り方でおいしさは変わってくるのですね。
肉の切り方により、肉の堅さが変わるので要注意だそうです。(ちなみにしゃぶしゃぶのお店の切り方は悪かったそうです。)
生産者と肉屋、飲食店がしっかりつながることが、おいしい豚肉を消費者に届けることに必須であることを感じました。


















