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第7回 実ができる

さて、畑の方では、大豆にさやができ、実が入っていますね。

この実は、私たちにとっては食卓に上る大事な食料ですが、
大豆にとっては次世代の子孫を残すための種なのです。
私たちの場合は、生まれた子供を大事に育てることができますね。
しかし、植物は種がきちんと育つところまでを親が見届けたり世話をしたりすることはできません。

そこで、種を作るとき、さまざまな工夫をしているのです。

ところで、植物の種は、どのようにできるかご存知ですか?
花には、おしべとめしべがあります。おしべでは花粉が作られ、
この花粉がめしべにつくと花粉から管が伸び、精細胞を胚珠(ゆくゆくさやになる部分です)にある卵細胞に達します。そして受精が起き、将来、次世代の茎や根になる胚軸となります。

胚軸については、第2回でご紹介しましたね。http://www.beagri.com/soyLife/item_86.html

大豆の実は、この胚軸のまわりを取り囲んでいる子葉の部分です。
子葉は、胚珠で卵細胞を取り囲んでいる胚乳の部分が発達したものです。
ここには、タンパク質や脂質がたくさん貯蔵されているのです。

なるべく厳しい環境にも耐えられるように、種ができた時は乾燥に強く、温度や水分といった刺激がないと発芽しませんが、条件がそろって発芽したときに、胚がしっかりと生長できるようになっているのです。

なので、大豆の実は栄養豊富というわけです。
それでは、大豆の実にはどのような栄養が含まれているのでしょうか。

その点を、次回ご紹介したいと思います。


この記事はこんな人が書きました

著者名:塚田周平
塚田周平
ひとこと:「農林水産」は、21世紀の大きなテーマの一つです。未来を見据えた農林水産の在り方を発信していくことが人生のテーマです。
URL:http://www.beagri.com/staff/tsukada.html

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